太陽光発電システムの蓄電能力について

太陽光発電システムには蓄電能力はあるのだろうかという素朴な疑問をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
同様の質問を電力会社にしてみたとしましょう。
つまり電力会社が発電している電力を蓄電することができるかということですが、その答えは「NO」ですよね。
火力発電であれば、油を燃やし発電し続け、もし使われない電力があったとしてもそのままです。
電力会社は供給電力を上回る電力消費を心配しますが、使われることのない電力を心配しているという話をあまり聞きません。
普通に考えるととてももったいないことですが、その分も電気代に含まれているということなのでしょう。
蓄電というのは、膨大な費用がかかるために、割にあわないのです。
太陽光発電システムも蓄電システムはありません。
では、使用することのなかった電力は無駄になるかというと、そうではありません。
というのは、余剰電力を売電することができるからです。
これは太陽光発電システムの最も大きなメリットの1つです。
太陽光発電システムにおいて蓄電ができないということによる問題は、実は夜にやってきます。
太陽が沈んだ夜間は、太陽光発電システムを稼働させることができませんので、必要な電力を太陽光発電から得ることができません。
蓄電能力もありませんので、昼間発電した電気を夜に使用するということもできません。
従って、一般家庭と同様に、電力会社の電気を購入しなければならなくなります。
日常生活を考えてみると、昼よりも夜に多く電気を使用します。
それなのに、せっかく高額なお金を出して設置した太陽光発電の恩恵を受けられないとするならば、これは大きな問題です。
そこで昼間発電した電気をなるべく多く売電し、その売電によって得た収入を夜間電力費に当てるということになります。
夜間の電気代は安くなりますので、売電がしっかりできれば十分おつりがくることでしょう。
太陽光発電システムを賢く有効に使うことで、デメリットを補うことが重要ですね。